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| 創設の経緯と理念と役割 |
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1.本苑は、戦後福祉系大学の中でも先駆的な地位を占める淑徳大学ならびに淑徳短期大学の多年にわたる社会福祉教育・研究の伝統と実績の中から、久しく待望されて創設をみた同大学の姉妹施設です。それゆえに「淑徳」とその建学の精神である大乗仏教の「利他共生」の理念を施設名に冠し、相互に連携・協力の関係を深め、以てその理想の実現を期するものであります。
2.淑徳大学の学祖長谷川良信は、わが国社会福祉の先駆的指導者であり、既に1世紀近くも前に「救済は相救済互でなければならない。すなわちフォア・ヒム(彼の為に)ではなくて、トゥギャザー・ウィズ・ヒム(彼と共に)でなければならない」(『社会事業とは何ぞや』)との有名な言葉を残されています。福祉サービスを利用される方々と共に歩む姿勢を大切にしていきたい、と心に期する原点がここにあります。
3.「福祉はひとなり」といわれますが、各種福祉専門職者の教育や研修は、次代の社会福祉を担う後継者の育成と、利用者のニーズに相応した福祉サービスの質の向上を図るためにも極めて重要な事業です。そして専門職者養成の要は福祉現場における実習教育にあります。本苑は淑徳大学と密接な連携のもと、同大学ならびに短期大学の基幹的実習教育施設としての役割と担うと共に市内における社会福祉関係の専門職者・ボランティア等の研修・交流に寄与していきたいと願っています。
4.「福祉の淑徳」のルーツは、およそ90年前までさかのぼりますが、東京西巣鴨の地にあって貧しい生活を余儀なくされた住民の暮らしを支える長谷川良信の地域改良・地域福祉の活動にあります。その精神を継承する本苑は、地域の方々との交流を深め、協同して地域に根ざした福祉の文化の創造に努めてまいります。 |
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